アニヴェルセルが結婚式準備システムを10年ぶりに刷新 時代に即した準備体験を届けるため、TAIANとの共同開発を選んだ背景とは
ゲストハウスウェディングのパイオニアとして全国でウェディング事業を展開するアニヴェルセル株式会社様に、結婚式準備システム刷新でAll in One婚礼システム「Oiwaii(オイワイー)」をもとにしたTAIANとの共同開発を選んだ背景についてお伺いしました。
- Oiwaii Produce


- アニヴェルセル株式会社 (ANNIVERSAIRE INC.)
- 住所〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央24-1
- 設立1986年
- 事業内容ウェディング事業、旗艦店ブランド事業
- 企業理念心と心を結んで、 人と人を結ぶ。
- webサイトhttps://corp.anniversaire.co.jp/
取材にご協力いただいた皆様
アニヴェルセル株式会社 執行役員 営業本部 プロデュース部 責任者 村上亮介様 アニヴェルセル株式会社 営業本部 プロデュース部 商品戦略推進部責任者 石井匠様 アニヴェルセル株式会社 営業本部 商品部 基幹システム担当/主任 森幸子様
課題・カップルの挙式準備体験を、時代に即した体験にアップデートしたかった ・カップルやウェディングプロデューサーから、「使いづらさ」に関する声が挙がっていた
決め手・既存の業務設計を維持したまま、時代に即した結婚式準備体験を提供できること ・Oiwaiiがアップデートされるため、5年後も優れた体験を提供できる可能性が高い ・プッシュ通知等、カップルの準備体験価値を上げる細部の機能が充実していた
成果・新システムが新規接客の「売り」になりつつある ・UIUXが改善し、好評だった情報量の多さはそのままに、遷移先の分かりやすさ/接続時間といった機能面を改善できた
ゲストハウスウェディングのパイオニアとして、結婚式を含めた様々な「記念日」をプロデュース
改めてアニヴェルセル様について教えて下さい。
アニヴェルセルはフランス語で「記念日」を意味し、「お客様の人生に寄り添い、感動を提供し続ける記念日プロデュース企業となる」というビジョンを掲げています。
結婚式だけではなく、プロポーズや結婚記念日、宴席やカフェでのひと時でも、お客様の幸せの瞬間を人生最高の記念日にするお手伝いをしています。
ウェディング事業では、充実した施設にレストランで提供されるようなお料理、ガーデン付きパーティ会場と独立型のチャペルが人気を集めたゲストハウスウェディングのパイオニアとして全国に結婚式場を展開してきました。
今年1月には、結婚式をもっと自由で、ふたりらしく過ごせる時間にしたいという願いのもと新たなウェディングコンセプト「ふたりらしい式って、きっと、ふたりのためだけじゃない。」を発表しました。今の世代に合った「ふたりらしさ」という観点を重視しつつも、ゲストハウスウェディングとして大切にしてきた「ゲストへのおもてなし精神」は変わらず守り続けていきたいという想いを込めております。
貴社ならではの取り組みを教えて下さい。
私たちは、結婚式という「1日のサービス」のみ提供をする企業ではなく、お客様の節目に寄り添う「記念日プロデュース企業」です。
ウェディング事業は、式当日という「点の接点」になりがちでした。しかし、私たちは結婚式という特別な記念日だけでなく、そこに至る前の「出会い・プロポーズ・入籍」、そして挙式後の「記念日・お祝い事・ご家族のイベント」まで、おふたりの人生に長く寄り添い、LTV*の向上に取り組んでいます。
その一環として、アニヴェルセル総研での調査/配信活動やアプリomotteを通じたコンテンツ配信など、生涯を通じたカップルとの接点創出に注力しています。
*LTV:Life Time Valueの略で顧客生涯価値のこと
ウェディング事業において、貴社ならではの特徴や取り組みを教えて下さい。
チャペルの「ロイヤルブルーのバージンロード」は分かりやすい特徴だと思います。空や海のように永遠になくならないものは青い色をしていることから、 永遠の愛の象徴として、ロイヤルブルーのバージンロードを取り入れています。
また、 列席の皆様へのサービスクオリティ向上を常に追求しており、ホスピタリティサービス専門家の監修による接客スキル高水準化や、 外部審査員を招待した料理とデザートの自社コンクール開催など、スタッフ育成に力を入れています。 その成果の一つとして、HRSサービスコンクール(ホテルレストランサービスを競う全国大会)では、4年連続で社員が入賞いたしました。
全国10会場を展開するうえで、どのように店舗マネジメントを行っていますか?
10店舗それぞれの地域で、施設や雰囲気など、店舗を取り巻く環境が異なります。そのため、会社としての本質的な部分は同じまま、店舗戦略はエリアマネージャー、支配人を中心に立案し、1店舗が1つの会社という視点を持ち、経営・運営を行っています。
時代に即した、スマホ1台で完結する施行準備システムを提供したい
ウェディング事業において、特に課題となることはありましたか
既存の結婚式準備システム(WeddingMemory)を、時代に即した顧客体験価値で届けたいと考えていました。
WeddingMemoryは、結婚式当日だけでなく、準備する時間も含めて人生で一番幸せな体験であってほしいという想いから、準備期間の不安をワクワクに変え、楽しんで進めていただけるように開発されました。しかし導入から10年が経過し、お客様のUXに対するハードルはとても高くなっていました。 当時は画期的だったシステムも、今ではカップルから使いづらいとお声をいただく事もあり、各式場のウェディングプロデューサーからも声が挙がっていました。
各店舗の環境が異なる弊社だからこそ、店舗を横断してカップルとの接点を支える準備システムは、最低限かつ高品質なサービスを担保する上で重要なものであり、時代に合わせて変化していく必要があります。
日常のほぼすべてがスマホで完結する時代だからこそ、結婚準備においても「PCを開く手間」を無くし、隙間時間 にスマホ1台でスムーズに完結できる環境を作ることが最優先の課題であると考えていました。
TAIANとの共同開発で、基幹システムをそのままに顧客体験価値を向上~カップルの準備体験をワクワクしたものに~
自社でゼロから作り直す、他社SaaSに乗り換えるという選択肢もあった中で、TAIANとの共同開発を選ばれた経緯を教えてください。
前提の条件として、既存の基幹システムを変えずに導入したいということがありました。
そのうえで、自社開発も選択肢にはありましたが、「開発コスト」だけではなくパートナー企業などに周知し、スタッフに使い方を徹底してもらうといった「浸透させるコスト」に人力も期間もかなりの工数がかかるとわかりました。社内リソースを冷静に検証した結果、スピード感を持ってお客様に届けるには外部との共同開発がベストだと判断しました。
また、現時点での正解が完成したとしても、今回のように3年後5年後顧客のUXがまた変わるようであればその都度アップデートが必要になってきます。そのたびに巨額の投資が必要になるという点がネックだったのですがAll in One婚礼システム「Oiwaii」をベースにした共同開発であれば、定期的に時代に即して機能が追加されるため、時代に即したアップデートに期待できることも魅力的でした。
既存の基幹システムに沿った開発ができる事や、少ない工数で新機能を追加できること。さらに、TAIAN様の基盤に私たちが10年改修を重ねてきた機能を掛け合わせることで、ゼロから作るよりも圧倒的に早く、かつクオリティの高い理想のシステムが実現できると考え、All in One婚礼システム「Oiwaii」をベースとした共同開発を決断しました。
検討いただいた中でもTAIANをパートナーとして選定いただけた理由を教えてください
一番の決め手は、私たちが目指す顧客体験を妥協なく再現できることです。いそがしいカップルにとって、スマホで完結することと、迷わず直感的に操作できるシンプルな導線であることの2点は必須条件でした。
また、我々が前システム時から大切にしているカップルの体験価値において、他社はシステムチックなページが多かったのですが、Oiwaiiは世界観やプッシュ通知といった細部の機能など、カップルにとってストレスなく楽しく準備を進められるような要素が整っていました。
.png)
TAIANは、システムのプロでありながら寄り添った伴走をしてくれた心強いパートナー
要件定義からリリースまでのプロジェクトを振り返って、率直なご感想を教えてください。
勝手ながら良きパートナーとなれたと思っています。今回のシステム開発はTAIAN様の技術だけでなく人柄がなければ形になっていなかったと思います。業界的にも人をよく見る職種ですが、素晴らしいスタッフの皆様だと感じています。
弊社のプロジェクトチームはシステム開発に明るいわけではなく、当初戸惑いもあったのですが、私たちが要望を出した時に、Yes/Noではなく、もっとこうしたら良いのでは、とエンジニアリングのプロとして様々な提案をいただき大変ありがたかったです。ここまでクオリティを保ちつつ、スピード感のある提案をいただけることに驚く日々でした。 プロジェクトの立ち上げ/骨子作成/開発の各フェーズで担当してくださる方達は共通して、適度な距離感を保ちつつも時にフレンドリーに、時に専門家として伴走してくださり、心強い存在でした。
時代とともにアップデートし、長く愛用いただけるアプリに
リリース後、現場からはどのような反応がありますか。
カップルがワクワクして使っていただけるシステムになったと思います。
細かい機能の面で言うと、これまで抱えていたお客様からの負の声で多かったのは「遷移先のわかりづらさ」と「接続にかかる時間」でしたが、その両方が解決しました。
以前のシステムから好評いただいていたのは結婚式に関わる情報量が豊富であることでしたが、そこは変わらないまま、さらに使いやすくご提供できているかと思います。
Oiwaiiの説明会においては、ウェディングプロデューサーから使いやすい、わかりやすい、という声が多く挙がっています。中でも現時点で反応がいいのは、カップルと一番近い距離で接している新規接客の担当者です。今までは、新規接客段階ではそこまで積極的にシステムの話を出していなかったのですが、今回の新システムは「新規接客でカップルに見せてもいいですか」と声が上がるほど、営業時の売りの一つとして利用できるようになりました。
今後のデジタル活用における展望を教えて下さい。
新アプリとしては、さらにお客様UIUXを上げて、システムが魅力となり成約が増え、顧客満足が高まるという未来に向かっていきたいと思っています。時代とともにお客様が求めるものが変わるのは結婚式も例外ではないため、色褪せないシステムとして長く愛用いただけるものにアップデートしていきたいです。
また、来館できないことが負にならない環境を構築したいです。新規接客も打合せも一番良いのは対面であることに変わりありませんが、海外の方など事情があって来館できないカップルに対して対面打合せと同じクオリティで環境を提供することが理想です。
今後TAIANに期待することはありますか。
我々が想像もできないような、一歩先をいくシステムをご提案いただきたいです。
専門畑ではない我々が考えても限界が来てしまうため、先を行くシステムをご提案いただくことで相乗的にお客様へ提供する感動の質も上がっていくと確信しております。
ご利用プロダクト
Oiwaii Produce

業務効率化とカップル満足度の向上を実現
自動受発注機能など施行業務を効率化する機能によって、プランナー/パートナー企業の業務負担を軽減するだけでなく、わかりやすく快適なシステムでカップルの結婚式準備負担軽減・満足度向上を実現します。